
販管費は下げる必要がある。だが、仕事ができる人の給与は上げたい。
ここでは給与体系について販管費の視点からどのようにコントロールしていくかについて触れます。一般的に販管費の削減を進めていくと給与は下げるしか選択肢がないと思われがちです。
確かにある程度思い切ったコスト削減は必要になるので、給与を下げる場面も出てきます。ですが、一律に下げるのではなく、優秀な人にメリットがある方法で下げる事ができないかをここでは考えていきたいと思います。
ポイントは給与の割り振りです。
実は適切な給与がいくらかは誰も教えてはくれない
そもそも、給与はいくら払うのが適正なのでしょうか?経営学的には労働分配率というものがあり、一般的な同業態の労働分配率を参考に決めるのが良いという考えもあります。
ですが、同業態であってもビジネスの内容は全く異なるケースもあります。同じ商品やサービスを扱っていても、それが個人向けや法人向けかによってもコスト構造は異なってきます。
よくよく考えてみると、全く同じ業態で全く同じコスト構造の会社というのは世の中には一つもないのです。
そうであれば、給与は各社が適当に「勘」で決めて良いのでしょうか?もちろんそんな事はありません…と言いたい所ですが、残念ながら現実は「ほぼ勘」で給与を決めている会社が多いです。
同業他社がこれくらいだから、自分が以前にいた会社がこれくらいだから、といった曖昧な基準で決めています。実際には誰も教えてくれないですし、給与の決め方に関する書籍やセミナーもほとんどありません。
自分の会社にとって避けるべきリスクを基準に決める
給与を「勘」ではなく、どの会社においても共通した指標の中で決めていくには「リスク」を基準に決めた方が良いです。ここではそのリスクとは何かを解説していきます。
併せて、その給与をどのように割り振るのが最も合理的な給与決定方法なのかについても解説していきます。
今回、本編で提供する解説動画、補足解説、ツールです。







今回の本編解説の目次です。
| 第10章 コストを下げて給料を上げる。その矛盾を解決する成果報酬の仕組み | |
| 1 | 給与体系を思い切って変えないと販管費の管理は出来ない。ただし変更する場合は完璧に |
| 2 | 会社が儲かった時に給料が上がり、損失が出た際には赤字を防ぐ評価方法へ。ただしポイントは「儲かった時」 |
| 3 | 基本給は年功序列、評価給は能力主義で且つ四半期置きに改定 |
| 4 | 業績が悪い場合でも絶対に赤字にならない評価給の計算式 |
| 5 | 基本的に社員は全て基本給+評価給に変える |
| 6 | 売上金額ではなく、粗利金額で評価をする |
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